九州電力の副社長に対する発言について
平成23年8月1日
佐賀県知事 古川 康
九州電力の副社長に対する私の発言について説明いたします。
6月26日(日)に開催されました県民説明番組における、九州電力のいわゆる「やらせメール」問題に関して、7月27日(水)、九州電力が第三者委員会を設置しました。
同日、この委員会の委員長である郷原委員長から、第1回の委員会の終わった後、事実確認をしたいということで、幾つか私に対してお尋ねがありました。
お尋ねの内容は、6月21日(火)のことでした。この6月21日という日に、当時の九州電力の段上副社長ほか数名が退任のごあいさつのために、県内幾つかのところを訪問されています。そのことについてのお尋ねでした。
その日、当時の段上副社長と私が面談をしたか。したとすれば、どういう内容だったか。また、その中で、国主催の県民説明会について何か話をしなかったかということでした。
それに対し、私からは以下のように回答をしました。
まず、面談したかどうかですが、当時の段上副社長ほか数名が退任のごあいさつに来たいということでしたので、お受けし、お目にかかっています。次に、どういう話をしたかということですが、退任のごあいさつということでしたので、そういう儀礼的なあいさつをした後に、当時の再起動をめぐる情勢についても意見交換をしました。
そして、3番目の国主催の県民説明番組について、何か話をしなかったかという点については、次のように答えました。
そういういろんなやりとりをした中で、これから国主催の県民説明番組があるので多くの方に見てほしいという話を私はしました。「スタジオの関係で、少人数しか入らないので再稼働についての議論を深めるためには、賛成、反対双方の立場から、幅広い意見を寄せてもらうことが必要だと思う。自分のところに来るのは、ほとんど反対意見ばかりだが、電力の安定供給の面からも再稼働を容認する意見も経済界にはあるように聞いている。だが、なかなか表に出てきていない。そういう声もあるのなら、こうした機会を利用して、その声を出していくことも必要、意見はネットでも受け付けている」という趣旨の話をしました。
このように郷原委員長に回答をしています。
郷原委員長からは、「説明はわかった。ただ、知事の真意がそうだとすると、その話を聞いた九電側に間違って伝わっている可能性もある。それも含めてしっかり第三者委員会として調査する。」旨の回答がありました。
私からは、「私が申し上げたことは先ほどのとおりであるけれども、九電側にどう伝わったのか、しっかり調査をお願いしたい。」と申し上げました。
こうしたやりとりがあったことについて、次回、8月2日(火)の定例記者会見で公表する準備をしていましたが、中部電力における原子力保安院からの質問要請の問題が公になったこと、また、報道機関からも、このいわゆる「やらせメール」についての取材の要請などがありました。早い段階で1社に対してだけではなく、皆様にきちんと説明すべきと考え、委員長ともご相談の上、7月30日(土)に会見をするに至ったものです。
私は、九州電力に対し、いわゆるやらせメールを依頼したということは全くありません。しかしながら、当事者である九州電力に対し、経済界からも声を出すべきだと発言したことは軽率であったと反省をしているところです。
今後は、私自身の発言の重みや影響を改めて自覚し、より慎重に事に当たってまいります。
なお、このことについては記者会見等で質疑等を行っています。詳しくは以下の記者会見録をご覧ください。
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平成23年7月30日(土曜日) 知事臨時記者会見
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平成23年8月2日(火曜日) 知事定例記者会見
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平成23年8月24日(水曜日) 知事定例記者会見
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平成23年9月8日(木曜日) 知事インタビュー
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平成23年9月20日(火曜日) 知事インタビュー
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平成23年9月30日(金曜日) 知事インタビュー
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平成23年10月4日(火曜日) 知事定例記者会見
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平成23年10月19日(水曜日) 知事定例記者会見
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平成23年12月21日(水曜日) 知事インタビュー
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平成23年12月28日(水曜日) 知事年末記者会見
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